車の購入時や車検時に勧められる「メンテナンスパック」ですが、
- 「本当に必要なの?」
- 「ただの営業じゃない?」
- 「入らないと損する?」
このような疑問を持つ人は多いと思います。
実際、私自身も整備士として働いていて
「人によって必要・不要は分かれる」
と感じています。
ただ、最近は少し状況が変わってきました。
理由は、車の維持費がどんどん上がっているからです。
今回は現役整備士の視点から
メンテナンスパックはインフレ対策になるのか?
について書いてみます。
目次
最近の車維持費はかなり上がっている
ここ数年で
- エンジンオイル
- タイヤ
- バッテリー
- 各種部品
- 整備工賃
など、かなり値上がりしています。
現場でも
「去年より部品が高い」
「オイル価格がまた上がった」
という話は珍しくありません。
実際、お客様からも
「昔より車検が高くなった気がする」
と言われることが増えました。
特に最近は物価上昇の影響を車業界もかなり受けています。
メンテナンスパックとは?
メンテナンスパックは
- 定期点検
- オイル交換
- 車検時の基本点検
などを、まとめて契約する商品です。
販売店によって内容は違いますが、
「数年分のメンテナンス費用を先に払う」
イメージに近いと思います。
実は“インフレ対策”になる部分もある
個人的に、
最近のメンテナンスパックは、
維持費を先に固定できる
という意味が大きくなっていると思います。
例えば、今後さらに
- オイル代
- 工賃
- 部品代
が上がったとしても、すでに契約済みの内容は追加負担が少なく済むケースがあります。
つまり
「将来の値上げリスクを減らせる」
という見方もできます。
家計管理しやすいのもメリット
車は突然お金がかかります。
- バッテリー交換
- タイヤ交換
- 車検
- オイル交換
などが重なると、かなり大きな出費になります。
その点、メンテナンスパックなら
ある程度の維持費を先に決められるため
- 毎月の出費を安定させやすい
- 急な負担感を減らしやすい
というメリットがあります。
特に
- 子育て世帯
- 若い世代
- 家計管理を重視したい人
には相性が良いと思います。
もちろんデメリットもある
ただし、全員におすすめというわけではありません。
例えば
- 年間走行距離が少ない(年間5000km未満)
- 初回車検までに乗り換える
- 自分で管理できる
上記にあてはまる方は、単体で整備した方が安い場合もあります。
また
「全部無料になる」
と思っていると注意が必要です。
タイヤやバッテリーなど、
対象外の消耗品も多いため内容確認は重要です。
整備士として感じること
最近は
「最低限だけ整備したい」
という人もかなり増えました。
それだけ維持費の負担が大きくなっているんだと思います。
ただ、現場で見ていると
タイヤの空気圧を車検の時にしか調整していなかったり、
オイル交換を長期間していなかったり等、
点検を何年も受けていない車は結果的に高額修理になるケースも少なくありません。
だからこそ
「定期的にメンテナンスする仕組み」
として、メンテナンスパックは悪くない選択肢だと感じています。
途中で解約したくなったら、未実施分は返金されますしね。
まとめ
メンテナンスパックは、
昔は「お得かどうか」で考える人が多かったと思います。
ですが今は、
“将来の値上げ対策”
という考え方もできる時代になってきました。
もちろん、
人によって合う・合わないはあります。
ただ
- 維持費を安定させたい
- 定期的に車を管理したい
- 長く安心して乗りたい
という人には、
メリットの大きいサービスだと思います。

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