こんにちは。現役自動車整備士です。
車のバッテリー交換を検討していると、「40B19L」や「80D23R」といったサイズ表記を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし、
- 数字やアルファベットの意味が分からない
- サイズが違うと何が変わるの?
- 大きいバッテリーを付けても大丈夫?
と疑問に思う方も少なくありません。
今回は、一般的なバッテリーのサイズの見方や選び方について解説します。
目次
バッテリーサイズ表記の例
一般的な国産車では、
40B19L
55D23R
80D26L
のような表記がされています。
それぞれに意味があります。
最初の数字の意味
例:40B19L
「40」の部分は、バッテリーの性能ランクを表しています。
数字が大きいほど、
- 始動性能が高い
- 電気を蓄える能力が高い
という特徴があります。
例えば、
- 40B19L
- 55B19L
であれば、サイズは同じですが55B19Lの方が高性能です。
アルファベットの意味
次の「B」は、バッテリーの幅と高さを表しています。
サイズ区分は主に
- A
- B
- C
- D
- E
- F
- G
と分類されます。
アルファベットが進むほどバッテリー本体が大きくなります。
数字の意味
「19」はバッテリーの長さを表しています。
おおよその長さは
- 19 → 約19cm
- 23 → 約23cm
- 26 → 約26cm
となります。
バッテリーを固定する関係上、この長さは基本的に変更できません。
最後のL・Rの意味
最後の「L」「R」は端子の位置を表しています。
バッテリーを自分側に向けて見た時、
- L → プラス端子が左側
- R → プラス端子が右側
となります。
ここを間違えると配線が届かないため注意が必要です。
サイズアップはできる?
結論から言うと、スペースに余裕があれば可能です。
例えば
40B19L → 55B19L
のように性能ランクのみ上げることはよく行われています。
メリットは
- エンジン始動性の向上
- バッテリー負担の軽減
- 寿命延長が期待できる
ことです。
ただし、
- バッテリーケースに収まるか
- 固定金具が使用できるか
を確認する必要があります。
アイドリングストップ車は注意
アイドリングストップ車には専用バッテリーが使用されています。
- M-42
- Q-85
- S-95
などがそうですね。
通常バッテリーを装着すると、
- 寿命が極端に短くなる
- アイドリングストップが作動しない
などの不具合が発生する可能性があります。
交換時は必ず適合品を選びましょう。
バッテリーサイズの確認方法
最も確実なのは、現在装着されているバッテリーのラベルを確認することです。
例えば、
「55D23L」
と記載されていれば同じサイズを選べば問題ありません。
また、車検証の車両情報から適合品を調べることも可能です。
まとめ
バッテリーサイズ表記には、それぞれ意味があります。
- 最初の数字:性能ランク
- アルファベット:幅と高さ
- 次の数字:長さ
- L・R:端子位置
交換時はサイズだけでなく、アイドリングストップ車やハイブリッド車など車種ごとの仕様も確認することが大切です。
バッテリーは突然寿命を迎えることが多い部品です。
定期点検時に性能チェックを行い、早めの交換を心掛けることで、出先でのバッテリー上がりを防ぐことができます。

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